トークンとは
トークンとは、カード情報(カード番号と有効期限)を復号できないよう、ランダムな文字列に暗号化したもののことです。
本サービスの決済フォームでは、消費者が入力したカード情報を自動的にトークンへ置き換える処理を行います。
これを「トークン化」といいます。
トークンには複数の種類があります。
どの種類のトークンを作成するか、トークンを用いてどのような処理を行うかは、加盟店さまが自由に指定できます。
行える処理については、ページ下部「チェックアウトタイプとトークンタイプの見取り図」を参照してください。
トークンの種別
当社サービスで発行できるトークンの種別(token-type
)には以下の3つがあります。
one_time(ワンタイムトークン)
ワンタイムトークンは1回だけ課金を作ることができ、有効期間は作成から5分間です。
大量の課金を処理するために、並行して複数のワンタイムトークンを作ることができますが、一定期間内に同一のカードで課金できる回数には制限があります。
subscription(定期課金トークン)
一定のスケジュールで消費者に請求をする必要がある場合、定期課金トークンの利用を推奨します。
このトークンは定期課金を作成することができ、定期課金では課金の間隔、初回金額、定期課金金額、開始日を指定することができます。
このトークンの有効期間は作成から5分間です。定期課金はキャンセルされるまで期限なしで継続されますが、課金回数を指定した定期課金の作成も可能です。
※当システムでは同一カード番号で定期課金トークンを作成できるのは1つまでのため、5分以内に同一カード番号を入力して送信するとエラーが発生します。
定期課金トークンに対して課金されると再度作成が可能になります。
recurring(リカーリングトークン)
一度決済したクレジットカードで、任意のタイミングで再び決済を行いたい場合はリカーリングトークンの作成を推奨します。
トークンが作成されると、その個人情報は UnivaPay のプラットフォーム上に安全に保管されます。
初回の処理で課金を行わずカード情報の登録のみ行う運用の場合は、セキュリティコード認証を行うように実装する必要があります。
上記運用でセキュリティコード認証を行わない場合、作成後5分以内にトークンが使用されないとCVVは自動的に期限切れになり、それ以降の課金は失敗します。
※詳細はこちら
トークン作成時のチェックアウト種別
トークン作成時のチェックアウト(checkout-type
)の種類は、以下2通りです。
表内で動作を説明します。
checkout-type | 説明 |
---|---|
token | カード情報をトークン化するが、その際に課金を伴わない |
payment | カード情報をトークン化するが、同時に課金も行う |
トークン種別とチェックアウト種別の見取り図
checkout-type= token | checkout-type= payment | |
---|---|---|
token-type= one_time | 非推奨 ※有効期限が5分だけで存在意義が薄い | 都度課金時に推奨 |
token-type= subscription | いつでも自動課金を開始できる 「定期課金トークン」を作成 (要保存) 「定期課金」の作成リクエストがあるまで課金しない | 指定されたサイクルと金額で、 停止申請があるまで自動で課金される 「定期課金」データを作成 (要保存) 指定次第で初回分も課金 「定期課金トークン」も作成 |
token-type= recurring | いつでも課金できる状態の 「リカーリングトークン」を作成 (要保存) | 初回の課金を行い、かつ、 いつでも課金できる状態の 「リカーリングトークン」を作成 (要保存) |